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タイのSIMカードとeSIMはどっちがいい?違い・料金・電話番号・購入方法を比較

タイ旅行でスマートフォンを使う方法を調べていると、「SIMカード」と「eSIM」の両方が出てきます。

「結局どちらを選べばいい?」「eSIMのほうが安い?」「タイの電話番号は使える?」と迷っている方もいるでしょう。

eSIM対応スマホを使っていて、タイの電話番号が特に必要ない短期旅行なら、まずeSIMから検討すると選びやすいです。SIMカードの受け取りや差し替えが不要で、日本にいる間に準備できるサービスが多いためです。

一方、eSIMに対応していないスマホを使う場合や、タイ到着後に店舗で相談しながら設定したい場合は、物理SIMカードも有力な選択肢になります。

また、「SIMカードなら電話番号付き、eSIMならデータ通信だけ」とは限りません。タイの通信会社には通話付きのeSIMもあり、反対に物理SIMでもデータ通信中心の商品があります。

「SIMカードかeSIMか」と「電話番号・通話が使えるか」は分けて考えることが、タイで通信手段を選ぶときのポイントです。

  1. タイ旅行ではSIMカードとeSIMのどちらがおすすめ?
    1. eSIMがおすすめなのはこんな人
    2. 物理SIMカードがおすすめなのはこんな人
  2. タイのSIMカードとeSIMの違いを比較
    1. SIMカードはスマホにカードを入れて使う
    2. eSIMはSIMカードを入れ替えずに設定できる
    3. 電話番号の有無はSIMカードかeSIMかでは決まらない
  3. タイで使えるSIM・eSIMは大きく3タイプある
    1. Saily・Ubigiなどの海外旅行向けeSIM
    2. AIS・True/dtacなどタイ通信会社の観光客向けSIM・eSIM
    3. KKday・KlookなどでSIM・eSIMを購入する方法もある
  4. タイのSIMカード・eSIMを料金・容量・日数で比較
    1. 数日から1週間なら少容量プランも候補
    2. 1〜2週間なら容量と価格のバランスを見る
    3. 無制限プランは速度制限まで確認する
  5. 電話番号・通話・SMSが必要ならプラン内容を確認
    1. データ専用eSIMでもLINEなどの通話は使える
    2. タイの電話番号付きeSIMもある
    3. SIMカードでもデータ専用商品がある
  6. 本人確認・パスポートが必要なSIM・eSIMもある
    1. AIS・True/dtacではSIM登録が必要
    2. オンライン販売のeSIMでも実名登録が必要な場合がある
    3. 本人確認不要の商品もある
  7. 条件別にタイのSIMカード・eSIMを選ぶ
    1. 短期旅行で手軽さを重視するなら旅行eSIM
    2. 安く使いたいなら必要な容量を先に決める
    3. データを多く使うなら無制限の条件を比較
    4. タイの電話番号が必要なら通話対応商品を選ぶ
    5. eSIM非対応スマホなら物理SIMカードを選ぶ
    6. 1か月以上の長期滞在なら現地通信会社も比較する
  8. タイのSIMカード・eSIMはどこで買う?
    1. eSIMなら日本からオンラインで準備できる
    2. タイの空港でSIMカードを購入する
    3. KKday・Klookなどで事前購入する方法もある
  9. タイでSIMカード・eSIMを使うまでの流れ
    1. 1.購入前にeSIM対応端末か確認する
    2. 2.日本にいる間に購入・設定する
    3. 3.タイ到着後にeSIM回線を有効にする
    4. 4.物理SIMならカードを交換して設定する
  10. タイのSIMカード・eSIMを購入する前の注意点
    1. eSIM対応端末か確認する
    2. 利用開始タイミングを確認する
    3. 「無制限」は高速通信条件も確認する
    4. 電話番号・SMS・テザリングは購入前に確認する
  11. まとめ|短期旅行ならeSIMを基本に条件で選ぼう

タイ旅行ではSIMカードとeSIMのどちらがおすすめ?

タイ旅行で迷ったら、まず自分のスマートフォンがeSIMに対応しているか確認しましょう。

eSIMに対応していて、数日から数週間程度の旅行でデータ通信が中心なら、オンラインで用意できるeSIMが便利です。

こんな人 向いている方法
eSIM対応スマホを使っている eSIM
日本にいるうちに準備したい eSIM
SIMカードを差し替えたくない eSIM
LINE・地図・SNSが中心 データ通信中心のeSIM
eSIM非対応スマホを使っている 物理SIMカード
現地の店舗で相談したい 物理SIMカード
タイの電話番号が必要 電話番号付きSIM・eSIM
1か月以上滞在する 現地通信会社の商品も含めて比較

eSIMがおすすめなのはこんな人

eSIMは、スマートフォン本体に通信プランを追加して利用します。小さなSIMカードを受け取ったり、タイ到着後にカードを交換したりする必要がありません。

たとえばSailyでは、Webサイトで購入した場合に設定用QRコードがメールで届き、タイ到着後にSailyのeSIMとデータローミングを有効にするとプランが自動的に有効化されると案内しています。Saily公式サイト

Ubigiも、eSIMを出発前にインストールでき、目的地に到着して対応ネットワークへ接続すると利用期間が始まる「Smartstart」を案内しています。Ubigi公式サイト

そのため、次のような人にはeSIMが使いやすいでしょう。

  • タイ到着後すぐにGoogleマップを使いたい
  • Grabなどのアプリを利用したい
  • 空港でSIM販売カウンターを探したくない
  • 日本のSIMカードを抜きたくない
  • 出発前に通信手段を準備しておきたい

ただし、スマートフォン自体がeSIMに対応している必要があります。購入前に、利用予定サービスの公式サイトで対応端末を確認してください。

物理SIMカードがおすすめなのはこんな人

スマートフォンがeSIMに対応していない場合は、物理SIMカードを選びます。

また、スマートフォンの設定に自信がなく、タイ到着後に通信会社の店舗などで相談したい人にも物理SIMカードは向いています。

AISでは、スワンナプーム空港をはじめ、タイ国内の空港やAIS ShopなどでTourist SIMの販売場所を案内しています。AIS公式サイト

ただし、日本で使っているSIMカードを抜く場合は紛失に注意しましょう。帰国後に元のSIMカードへ戻す必要もあります。

eSIMが常に正解というわけではありません。端末が対応しているか、タイの電話番号が必要か、現地サポートを重視するかで選び分けるのが分かりやすいです。

タイのSIMカードとeSIMの違いを比較

物理SIMカードとeSIMは、どちらもスマートフォンをモバイル回線へ接続するために使います。

主な違いは、通信契約の情報をスマートフォンへ入れる方法です。

比較項目 物理SIMカード eSIM
SIMの入れ替え 必要 不要
商品の受け取り 必要 オンライン発行型なら不要
対応端末 SIMカードを利用できる端末 eSIM対応端末
出発前の準備 日本購入なら可能 可能なサービスが多い
日本のSIMの管理 抜く場合は保管が必要 入れ替え不要
電話番号 商品による 商品による
音声通話 商品による 商品による
本人確認 商品による 商品による
店頭での相談 現地購入ならしやすい オンライン型では自分で設定することが多い

SIMカードはスマホにカードを入れて使う

物理SIMカードは、スマートフォンのSIMスロットへカードを挿して利用する方法です。

タイの空港や通信会社の店舗で購入できるため、現地でスタッフに相談しながら商品を選びたい人には分かりやすい方法です。

一方、日本のSIMカードと交換する場合は、旅行中にカードを保管しなければなりません。SIMピンが必要になる端末もあります。

eSIMはSIMカードを入れ替えずに設定できる

eSIMはスマートフォン本体に組み込まれた機能を使うため、物理的なカードを交換しません。

SailyやUbigi、trifa、World eSIMなど、オンラインでタイ向けプランを購入できるサービスがあります。

World eSIMでは、注文後に設定情報がメールで送られ、アプリまたはQRコードを使ってeSIMを設定する流れが案内されています。World eSIM公式サイト

ただし、利用開始のタイミングや設定方法はサービスによって異なります。購入した商品の案内に沿って設定してください。

電話番号の有無はSIMカードかeSIMかでは決まらない

eSIMだから電話番号が付かないわけではなく、物理SIMだから必ず電話できるわけでもありません。

True/dtacのThailand Tourist INFINITE SIMには8日・15日・30日のプランがあり、タイ国内の通信ネットワークへの通話を含む条件が案内されています。また、公式ページではTourist eSIMとTourist SIMの両方が販売方法として案内されています。True/dtac公式サイト

一方、同じTrue/dtacでもData-Only Tourist SIMでは、データ通信や着信、SMS受信は利用できるものの、通常の音声発信やSMS送信は利用できない条件になっています。

World eSIMでも、多くはデータ通信専用ですが、「電話番号付き」と記載されたプランでは現地電話番号による通話やSMS受信が可能と案内しています。

購入時は「SIMかeSIMか」だけで判断しないでください。データ専用か、電話番号が付くか、発信・着信・SMSが利用できるかまで商品詳細を確認しましょう。

タイで使えるSIM・eSIMは大きく3タイプある

「タイ eSIM」と調べると、SailyやUbigiのほか、AIS、True/dtac、KKdayなどさまざまな名前が出てきます。

すべて同じ種類の会社ではありません。大きく3つに分けると整理しやすくなります。

Saily・Ubigiなどの海外旅行向けeSIM

Saily、Ubigi、trifa、World eSIMなどは、海外旅行で使いやすいeSIMをオンラインで提供しています。

日本から購入しやすく、タイ到着後にSIM販売店を探さずに済むことがメリットです。

Sailyのタイ向けプランは、2026年8月24日確認時点で1GB・7日がUS$2.99、3GB・30日がUS$5.99、5GB・30日がUS$7.99、10GB・30日がUS$10.99です。Saily公式サイト

Ubigiでは、同日時点で1GB・7日が700円、10GB・7日が1,700円、10GB・30日が2,000円などのタイ向けプランが掲載されています。Ubigi公式サイト

料金は変更されることがあるため、購入時には必ず最新価格を確認してください。

AIS・True/dtacなどタイ通信会社の観光客向けSIM・eSIM

タイの通信会社が直接販売しているTourist SIMもあります。

AISでは、物理SIMに加えてeSIMを購入できるTourist SIMプランが掲載されています。2026年8月24日確認時点では、8日499バーツ、15日699バーツ、30日1,199バーツなどです。AIS公式サイト

True/dtacもTourist eSIMとTourist SIMを案内しています。なお、True/dtacの公式ページでは商品・FAQによって価格表示に差が確認できるため、料金については購入時の表示を確認してください。

つまり、「タイの通信会社を使いたいなら物理SIMしか選べない」というわけではありません。

KKday・KlookなどでSIM・eSIMを購入する方法もある

KKdayやKlookは通信会社そのものではなく、旅行商品を扱う予約・販売サービスです。

現地通信会社のSIMやeSIMが販売されることもあります。

たとえばKKdayではAISのeSIMが販売されています。ただし、2025年2月から外国籍の利用者には実名登録が必要と案内されています。KKday AIS eSIM商品ページ

販売サイトの名前だけを見るのではなく、実際の通信会社、容量、電話番号、本人確認条件まで確認しましょう。

タイのSIMカード・eSIMを料金・容量・日数で比較

料金を比べるときは、販売価格だけを見ないことが大切です。

たとえば700円の商品と2,000円の商品があっても、1GB・7日と10GB・30日では内容がまったく違います。

2026年8月24日時点で公式サイトから確認できた一例をまとめると、次のようになります。

サービス データ容量 有効期間 料金例
Saily 1GB 7日 US$2.99
Saily 10GB 30日 US$10.99
Ubigi 1GB 7日 700円
Ubigi 10GB 7日 1,700円
Ubigi 10GB 30日 2,000円
AIS Lucky Tourist SIM 最大速度のデータ通信を容量無制限 8日 499バーツ
AIS Lucky Tourist SIM 最大速度のデータ通信を容量無制限 15日 699バーツ

出典:SailyUbigiAIS各公式サイト。

この表は「最安ランキング」ではありません。滞在日数を決め、その期間で必要なデータ容量を満たす商品同士を比べるための目安です。

数日から1週間なら少容量プランも候補

GoogleマップやWeb検索、LINEなどが中心で、ホテルのWi-Fiも併用するのであれば、少容量プランから検討できます。

Sailyには1GB・7日、Ubigiにも1GB・7日の商品があります。

ただし、動画視聴、SNSへの動画投稿、ビデオ通話を頻繁に行うとデータ消費量は増えます。

単純に最安の商品を選ぶのではなく、旅行中に何をするのかを考えて容量を決めましょう。

1〜2週間なら容量と価格のバランスを見る

1週間を超える旅行では、有効期間とデータ容量の両方を確認します。

Sailyには30日有効の3GB・5GB・10GBなどがあり、Ubigiにも15日・30日のタイ向け商品があります。

AISやTrue/dtacには旅行者向けの日数が設定されたTourist SIMもあるため、電話番号や通話が必要なら現地通信会社の商品まで比較するとよいでしょう。

10日間の旅行だから「10日プラン」だけを探す必要はありません。15日や30日有効の商品でも、料金と容量が合えば候補になります。

無制限プランは速度制限まで確認する

データをたくさん使う人には「無制限」という表示が魅力的ですが、商品名だけで決めるのは避けましょう。

Sailyのタイ向け15日無制限プランは、2026年8月24日確認時点でUS$38.99です。ただし、公式サイトでは1日5GBまでは速度制限なし、その後は最大1Mbpsでデータ通信を利用できると案内されています。Saily公式サイト

「データ無制限」と「高速通信が無制限」は同じ意味ではありません。高速通信できる容量、容量超過後の速度、テザリング条件まで確認してください。

電話番号・通話・SMSが必要ならプラン内容を確認

LINEやGoogleマップ、Web検索が中心であれば、データ通信専用eSIMでも利用できます。

一方、タイのお店やホテルへスマートフォン標準の電話アプリから発信したい場合は、音声通話に対応した商品を選ぶ必要があります。

データ専用eSIMでもLINEなどの通話は使える

Ubigiはデータ通信専用のサービスで、通常の携帯電話回線による音声通話は提供していません。

ただし、データ通信を使ってLINEやWhatsApp、FaceTimeなどの通話アプリを利用できます。Ubigi公式ヘルプ

World eSIMも、電話番号なしのデータ通信専用プランではLINEなどのデータ通話アプリを利用するよう案内しています。

旅行中の連絡がLINE中心なら、タイの電話番号がなくても困らないケースは多いでしょう。

タイの電話番号付きeSIMもある

eSIMでも電話番号や通話機能が付く商品はあります。

True/dtacではTourist eSIMが案内され、Thailand Tourist INFINITE SIMにはタイ国内の通信ネットワークへの国内通話が含まれています。

World eSIMも、プランによっては「電話番号付き」と表示され、現地電話番号による通話やSMS受信が可能です。

さらにSailyのタイ向け公式ページでも、電話番号や通話分数が付くプランに対応している旨が案内されています。

SIMカードでもデータ専用商品がある

反対に、物理SIMカードなら必ず電話できるとも限りません。

True/dtacのData-Only Tourist SIMでは、データ通信、音声通話の着信、SMS・MMSの受信は利用できますが、通常の音声発信やSMS・MMSの送信は利用できない条件です。

SMS認証などでタイの番号を使う予定がある場合は、「電話番号が付く」だけでなく、必要なSMS機能まで対応しているか確認しましょう。

本人確認・パスポートが必要なSIM・eSIMもある

「eSIMならオンラインで買えるので本人確認は必要ない」とは限りません。

本人確認が必要かどうかは、eSIMか物理SIMかではなく、通信会社や商品によって変わります。

AIS・True/dtacではSIM登録が必要

AISはTourist SIMについて、タイで利用する前にSIM登録が必要と案内しています。

また、AIS公式サイトでは、外国人旅行者がTourist SIMを有効化してから60日を超えて継続利用する場合、本人確認を再度行う必要があるとしています。AIS公式サイト

True/dtacのTourist SIMも、NBTC(タイ国家放送通信委員会)の規定に基づき、有効なパスポートによる登録が必要と案内されています。True/dtac公式サイト

オンライン販売のeSIMでも実名登録が必要な場合がある

日本からオンライン購入するeSIMでも、本人確認が必要になる商品があります。

KKdayが販売するAISのeSIMでは、2025年2月からタイを訪れる外国籍利用者に実名登録が必要です。登録には有効なパスポートなどの身分証明書を使用します。

同商品では、実名登録後のeSIM有効期間についても条件が設定されています。かなり早い時期に手続きを済ませるのではなく、商品ページの案内を確認して進めましょう。

本人確認不要の商品もある

一方、すべての旅行eSIMで本人確認が必要なわけではありません。

World eSIMのタイ向けページでは、2026年8月24日確認時点で本人確認(eKYC)は不要と案内されています。World eSIM公式サイト

「旅行eSIMなら本人確認不要」「現地eSIMなら必ず本人確認あり」と単純に分けず、購入する商品ごとに確認するのが確実です。

条件別にタイのSIMカード・eSIMを選ぶ

ここまでの違いを踏まえると、「どの会社が1位か」を先に決めるより、自分が重視する条件から候補を絞るほうが分かりやすいです。

重視すること 選び方
短期旅行で手軽に使いたい 海外旅行向けeSIM
少量だけ安く使いたい 小容量eSIM
動画などでデータを多く使う 大容量・無制限プラン
タイの電話番号が必要 電話番号・通話対応SIMまたはeSIM
eSIM非対応スマホ 物理SIMカード
現地で設定を相談したい 空港・店舗で購入するSIM
1か月以上滞在する 現地通信会社の商品も含めて比較

短期旅行で手軽さを重視するなら旅行eSIM

数日程度の観光旅行で、LINE、地図、SNS、Web検索が中心なら、Saily、Ubigi、trifa、World eSIMなどの旅行eSIMから比較すると分かりやすいでしょう。

会社名だけで決めるのではなく、次の順番で確認するのがおすすめです。

  1. 旅行日数
  2. 必要なデータ容量
  3. 料金
  4. 電話番号・通話の必要性
  5. サポートや設定方法

安く使いたいなら必要な容量を先に決める

安さを重視する場合でも、最初から最安プランを選ぶ必要はありません。

Sailyの1GB・7日US$2.99やUbigiの1GB・7日700円のような少容量商品がありますが、動画を頻繁に見る人には不足する可能性があります。

一番安い商品ではなく、自分が必要とする容量を満たす商品の中から安いものを選ぶと考えましょう。

データを多く使うなら無制限の条件を比較

YouTubeやTikTokをよく見る、ビデオ会議をする、パソコンへテザリングするといった使い方なら、大容量または無制限プランが候補です。

ただし、無制限でも一定量を超えると速度が低下する場合があります。データ容量だけでなく、速度制限の条件まで確認してください。

タイの電話番号が必要なら通話対応商品を選ぶ

タイ国内へ通常の電話をかける予定がある場合は、データ専用eSIMを選ばないようにしましょう。

AISやTrue/dtacのTourist SIM・eSIM、電話番号付きと明記された旅行eSIMなどを比較します。

LINE通話だけで十分であれば、データ専用eSIMまで含められるため選択肢が広がります。

eSIM非対応スマホなら物理SIMカードを選ぶ

スマートフォンがeSIMに対応していなければ、物理SIMカードを選びましょう。

eSIMを購入してから非対応だと気付いても利用できません。購入前の端末確認は必須です。

現地購入を希望する場合は、AISなどが空港や店舗でTourist SIMを販売しています。

1か月以上の長期滞在なら現地通信会社も比較する

留学や長期滞在では、旅行eSIMだけでなく、AISやTrue/dtacなど現地通信会社の商品も比較したほうがよいでしょう。

AISでは2026年8月24日時点で30日1,199バーツ、60日1,599バーツのLucky Tourist SIMが掲載されています。AIS公式サイト

長期利用では、料金だけでなく次の項目も重要になります。

  • データ容量・速度条件
  • タイの電話番号
  • 音声通話
  • 追加チャージ
  • 本人確認
  • 継続利用の条件

タイのSIMカード・eSIMはどこで買う?

タイ向けSIM・eSIMは、日本からオンラインで準備する方法と、タイ到着後に空港や店舗で購入する方法があります。

手間を減らしたいなら日本からeSIMを準備し、現地スタッフに相談したいなら空港や店舗でSIMカードを買うという考え方が分かりやすいです。
購入方法 メリット 注意点 向いている人
旅行eSIMをオンライン購入 出発前に準備しやすい 自分で設定することが多い 手軽さ重視
日本で物理SIMを購入 出発前に用意できる 受け取り・カード交換が必要 eSIM非対応端末
タイの空港・店舗でSIM購入 スタッフへ相談しやすい 到着後に購入作業が必要 設定が不安な人
KKday・Klookなどで事前購入 現地系の商品を事前に探せる 本人確認など商品条件の確認が必要 現地回線を事前に準備したい人

eSIMなら日本からオンラインで準備できる

旅行eSIMの便利な点は、日本にいる間に購入・設定を進めやすいことです。

SailyではWeb購入後にQRコードがメールで届きます。UbigiもQRコードを使ってeSIMを出発前にインストールできます。

ただし、利用期間が始まる条件はサービスごとに違います。インストールしただけで開始するのか、タイのネットワークへ接続してから始まるのかを確認してください。

タイの空港でSIMカードを購入する

現地購入なら、タイ到着後に通信会社のカウンターや店舗でSIMカードを購入できます。

AISはスワンナプーム空港などの販売場所を公式サイトで案内しています。

設定に不安がある人には便利ですが、到着後に購入する時間が必要です。利用する空港や到着時間に合わせて販売場所を確認しておきましょう。

KKday・Klookなどで事前購入する方法もある

旅行予約サイトを通して、タイ通信会社の商品を事前購入する方法もあります。

たとえばKKdayではAISのeSIMを購入できますが、前述の通り外国籍利用者には実名登録が必要です。

「日本語サイトで購入できるから本人確認も不要」と考えず、購入する商品の詳細を確認してください。

タイでSIMカード・eSIMを使うまでの流れ

eSIMは難しそうに見えますが、大まかな流れを理解しておけば準備しやすくなります。

1.購入前にeSIM対応端末か確認する

最初に、自分のスマートフォンがeSIMに対応しているか確認します。

あわせて、SIMロック・ネットワークロックの状態も確認してください。

Ubigiは、eSIM対応かつネットワークロックされていない端末での利用を案内しています。World eSIMもSIMフリーかつeSIM対応端末での利用を案内しています。

対応機種は追加・変更されるため、記事の機種一覧だけを頼りにせず、購入直前に公式サイトで確認するのが確実です。

2.日本にいる間に購入・設定する

旅行eSIMは、安定したインターネット環境がある日本でインストールまで済ませられる商品があります。

  1. eSIMを購入する
  2. QRコードやアプリからeSIMを追加する
  3. 「タイ用」など分かりやすい回線名を付ける
  4. プランの利用開始条件を確認する

World eSIMも、eSIMの設定には安定したインターネット接続が必要と案内しています。ただし、設定する適切なタイミングは契約プランによって異なります。

3.タイ到着後にeSIM回線を有効にする

タイへ到着したら、購入したeSIMをモバイルデータ通信に指定します。

Sailyでは、タイ到着後にSailyのeSIMを有効化し、データローミングをONにすると自動的にプランが有効になると案内しています。

サービスによって設定は異なるため、購入元の手順に従ってください。

日本で普段使っているSIM側の海外データ通信にも注意してください。意図しない海外ローミングを避けるため、タイ到着後はどの回線を「モバイルデータ通信」に指定しているか確認しましょう。

4.物理SIMならカードを交換して設定する

物理SIMを使う場合は、タイ用SIMカードをスマートフォンへ挿入します。

日本のSIMカードを抜く場合は、帰国後に必要になるため、紛失しない場所へ保管してください。

現地の通信会社店舗で購入する場合は、利用開始までの設定方法もその場で確認しておくと安心です。

タイのSIMカード・eSIMを購入する前の注意点

料金と容量だけを見て購入すると、「スマホが対応していなかった」「電話番号が付いていなかった」といった失敗につながります。

購入前に、次の項目を確認しておきましょう。

購入前チェック:eSIM対応端末、SIMロック、利用日数、データ容量、電話番号、通話、SMS、本人確認、利用開始日、速度制限、テザリングの条件を確認しましょう。

eSIM対応端末か確認する

eSIMプランを購入しても、端末が対応していなければ使えません。

同じシリーズのスマートフォンでも、モデルや販売地域などによって条件が異なる場合があります。利用するeSIMサービスの公式対応機種ページを確認しましょう。

利用開始タイミングを確認する

eSIMの「7日」「15日」「30日」という日数が、いつから数え始められるかは商品によって違います。

UbigiはSmartstartにより、目的地で対応ネットワークへ接続してから利用期間が始まると案内しています。

一方、KKdayで販売されているAIS eSIMのように、実名登録後のeSIM自体に有効期間が設定されている商品もあります。

旅行日数だけではなく、「購入・登録・インストール・現地接続」のどの時点から期限が関係するのかを確認してください。

「無制限」は高速通信条件も確認する

無制限プランでは、「何GB使っても通信できるか」だけでなく「何GBまで高速なのか」を確認しましょう。

Sailyのタイ向け15日無制限プランのように、1日5GBまでは速度制限なし、その後は最大1Mbpsとなる商品もあります。

動画視聴や仕事で使う場合は、速度制限後でも用途を満たせるかまで考えることが大切です。

電話番号・SMS・テザリングは購入前に確認する

サービスやプランによって条件は大きく異なります。

  • データ通信のみ
  • 電話番号付き
  • 音声通話付き
  • SMS受信のみ対応
  • テザリング対応
  • テザリングに制限あり

「eSIMだから全部同じ」と考えず、最後は購入するプラン単位で確認しましょう。

まとめ|短期旅行ならeSIMを基本に条件で選ぼう

タイ旅行のSIMカードとeSIMで迷ったら、まず自分のスマートフォンがeSIMに対応しているか確認しましょう。

対応していて、数日から数週間程度の旅行でデータ通信が中心なら、オンラインで準備しやすくSIMカード交換も不要なeSIMから検討すると選びやすいです。

最終的には、次の4項目で判断できます。

  1. eSIM対応スマホか確認する
  2. タイの電話番号や通常の音声通話が必要か決める
  3. 旅行日数と必要なデータ容量を決める
  4. 日本で準備するか、タイ現地で購入するか決める
eSIM非対応なら物理SIM、電話番号が必要なら電話番号・通話対応プラン、手軽さを重視する短期旅行なら旅行eSIMというように、条件から選ぶのが分かりやすいです。

また、「eSIM=データ専用」「SIMカード=電話番号付き」とは限りません。電話番号、通話、SMS、本人確認は商品ごとに確認する必要があります。

料金を比較するときも、価格だけではなく、利用日数、データ容量、高速通信の制限まで合わせて確認しましょう。

eSIMを使うと決めたら、Saily、Ubigi、trifa、World eSIMなどのタイ向けプランを同じ日数・容量で比較すると、自分に合う商品を絞り込みやすくなります。

記事内の料金・条件について:2026年8月24日に各社公式サイトで確認しています。eSIMやTourist SIMの料金、容量、キャンペーン、本人確認条件は変更されることがあるため、購入前にはSailyUbigiAISTrue/dtacWorld eSIMなどの最新情報をご確認ください。
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